職業訓練の受講が決まってから、気になっていたことのひとつが、
「指定来所日って、何するの?」
ということでした。
私が受講したのは、自宅で学ぶeラーニングの職業訓練。
でも、訓練期間中は毎月、決められた「指定来所日」にハローワークへ行く必要がありました。
何を持っていけばいい?
どんなことを聞かれる?
どのくらい時間がかかる?
そして個人的に少し心配だったのが、
「まだ求人に応募してないけど、何か言われたりするのかな……」
ということ。
実際に約6か月間の職業訓練を受講して、3月から8月まで毎月、指定来所日にハローワークへ行きました。
今回は、私が実際にどんな手続きをしていたのか、毎月の流れや持ち物、求職活動についてまとめます。
※この記事は、私が2026年2月〜8月にeラーニングの職業訓練を受講したときの体験をもとにしています。必要な手続きや書類、求職活動の扱いなどは個人の状況によって異なるため、実際の手続きについては管轄のハローワークで確認してください。
この記事でわかること
- 指定来所日は月に何回?時間の予約は必要だった?
- 毎月ハローワークへ持参していた書類
- 指定来所日の受付から給付手続きまでの流れ
- 手続きにかかった時間
- 訓練中の求職活動は実際に何をしていたか
- 最初だけ別日に求人検索へ行った理由
- 求人への応募をしていなかったときの面談の様子
指定来所日は、日付だけ指定されていました
私の場合、指定来所日は3月から8月まで毎月1回。
日にちはあらかじめ決められていましたが、時間の予約はありませんでした。
そのため、指定された日の開庁時間内であれば、好きな時間にハローワークへ行くという形でした。
職業訓練が始まる前は、
「毎月面談があるのか……」
「結構大変なのかな」
と思っていました。
でも実際に行ってみると、毎月やることはだいたい同じ。
慣れてしまえば、
「今月もこの時期か」
という感じでした。
毎月持って行っていたもの
私が指定来所日に持って行っていたのは、主に次のものです。
- 公共職業訓練等受講証明書
- ハローワーク受付票
- 就職に向けた活動計画
- 雇用保険受給資格者証の写し
- マイナンバーカード
このうち「公共職業訓練等受講証明書」は、最初にハローワークでもらったものを訓練校へ提出。
訓練校側で必要事項を記入したものが、毎月決められた日にダウンロードできるようになっていました。
それを自分で印刷して、指定来所日に持参していました。
受給資格者証については、なぜか私は原本を見たことがなく、毎回新しい写しをもらっていました。
実際の手続きで使わない月もありましたが、念のため毎回持参。
そして、私が利用したハローワークでは、マイナンバーカードを提示して毎回本人確認をしていました。
※上記は私が実際に持参していたものです。必要書類や本人確認の方法は、管轄のハローワークからの案内を確認してください。
最初は「どの書類が必要なの?」から分からなかった
職業訓練が始まったばかりの頃は、書類の名前を見ても、
「結局、私が提出するのはどれ?」
という状態でした。
ハローワークでもらった書類はいくつもあるし、名前も似ています。
よく分からなかった私は、訓練校へ必要そうな書類をまとめて提出しました。
すると訓練校から、
「こちらとこちらは、どちらか一方のみだと思います」
という連絡が。
……私も、どちらなのか分からない。
最初の頃は、こんな感じで一つずつ確認しながら進めていました。
何か月か続けるうちに毎月の流れも分かってきましたが、最初は書類の名前だけでも結構ややこしかったです。
合格後から開講までに提出した書類や、最初の1週間の流れについてはこちらの記事でまとめています。
→【職業訓練に合格したら】開講までの手続きと最初の1週間|eラーニング受講開始の流れ
指定来所日の流れは、毎月ほぼ同じ
私の場合、指定来所日はだいたいこんな流れでした。
① ハローワークで受付
↓
② 職業訓練窓口で呼ばれるまで求人検索
↓
③ 職業訓練窓口で面談
↓
④ 給付窓口で手続き
↓
⑤ 終了
まず受付をしたら、指定来所日である旨と、
「求人検索をしたいです」
と伝えて、検索用端末の番号札をもらいます。
職業訓練窓口で呼ばれるまで、その端末で求人を検索。
時間や検索する求人の件数に、私の場合は特に決まりはありませんでした。
その後、職業訓練の窓口で面談をします。
ここでは、
訓練がどこまで進んでいるか
就職活動はどんな状況か
などを確認されました。
あわせて「就職に向けた活動計画」に、求人検索をしたことが分かるハンコを押してもらいます。
そして最後に給付窓口へ。
ここでマイナンバーカードによる本人確認や、今回振り込まれる金額の確認などをして、新しい受給資格者証の写しをもらったら終了です。
個人的には、一番待つことが多かったのは最後の給付窓口でした。
指定来所日は、どのくらい時間がかかった?
私の場合、指定来所日は全体を通して1時間程度でした。
空いている日は30〜40分ほどで終わることもありましたが、混雑状況によって待ち時間は変わります。
特に待つことが多かったのは、最後の給付窓口でした。
ちなみに、訓練修了後の8月28日に行った失業認定日には、職業相談もあわせて受けたため、すべて終わるまで約2時間かかりました。
指定来所日とは手続きの内容も異なるので、こちらは別の記事にまとめています。
→【職業訓練修了後】指定来所日と認定日は何が違う?実際にした手続きと終了後手当
職業訓練中の失業手当がいつ・いくら振り込まれたのか、受講手当や終了後手当についてはこちらの記事にまとめています。
→【職業訓練中のお金】失業手当はどうなる?6か月受講した私の支給額と受講手当・終了後手当
求人検索は、待ち時間に済ませていました
職業訓練中も求職活動は必要でした。
私の場合、「就職に向けた活動計画」に入っていたのが、
「応募求人の選定(求人情報の検索)」
です。
そのため、指定来所日にハローワークへ行ったついでに求人検索をして、私の活動計画で指定されていた求職活動を済ませるようにしていました。
これなら、別の日に求人検索だけのためにハローワークへ行く必要がありません。
最後の方に行ったときには、求人検索用の端末がパソコンからタブレットに変わっていました。
ただ、台数が足りないこともあるようで、
「家で求人を検索してきても、活動として確認できますよ」
と案内されたこともありました。
これは、私の活動計画に沿った求職活動として案内されたものです。
求人検索の扱いは状況によって異なる可能性があるため、事前に確認しておくと安心だと思います。
ただし最初だけ、指定来所日とは別に求人検索へ
指定来所日は月に1回。
だから私は最初、
「ハローワークに行くのも月1回でいいんだな」
と思っていました。
ところが、最初だけ違いました。
私の職業訓練が始まったのは2月20日。
最初の指定来所日は3月24日でした。
しかし「就職に向けた活動計画」では、2月20日〜3月19日の間にも一度、求人検索をする必要がありました。
つまり、
最初の指定来所日を待っていたら間に合わない。
そこで、求人検索のためだけに一度ハローワークへ行くことになりました。
事前の説明会で確認したところ、この日は給付の手続きまでは必要なかったため、いつも利用していた大きなハローワークではなく、近くにある小さな出張所へ行きました。
求人検索をして、活動計画の書類にハンコをもらおうとすると、対応してくれた職員さんが、
「どうも60歳の新人です!」
と、とても元気に教えてくれました。
そして書類を見ながら、
「このハンコ、ここに押すので合ってますか?」
と聞かれました。
……。
私も初めてなので分かりません。
隣の職員さんに確認しながら、無事に対応してもらえました。
今となっては笑い話ですが、当時は私自身も制度をよく分かっていなかったので、
「これで本当に大丈夫なのかな……」
と、ちょっと不安になりました。
その後は、指定来所日に求人検索をしておけば次の期間の求職活動として使えたため、基本的には月1回の来所で済みました。
「まだ応募してないって怒られる?」と思っていたけれど
指定来所日に行く前、少し心配していたことがありました。
それが、
「まだ求人への応募まで進んでいないことについて、何か言われるかな」
ということ。
職業訓練は就職につなげるための制度です。
毎月、
「応募しましたか?」
「まだ応募してないんですか?」
みたいに言われるのかな、と少し身構えていました。
でも、実際はそんなことはありませんでした。
もちろん就職活動の状況は確認されます。
でも、私の場合は「就職に向けた活動計画」に沿って求人検索をしていれば、その時点で必要な活動はできていました。
職員さんも、訓練の進み具合や今後の就職について親身になって話を聞いてくれました。
行く前に想像していたような、
「まだ応募してないじゃないですか!」
という雰囲気では全然ありませんでした。
※私の場合は、当時の活動計画に求人検索が含まれていました。必要な求職活動の内容は、自分の活動計画やハローワークからの案内を確認してください。
7月だけ、給付手続きがいつもと違いました
毎月の手続きにも慣れてきた7月。
この月だけ、いつもと少し違うことがありました。
指定来所日にハローワークへ行ったところ、給付窓口の担当の方が不在。
その日は本人確認などをして、
「後日、担当者から電話します」
と言われて帰宅しました。
数日後、担当者の方から電話がかかってきました。
そこで聞かれたのが、
「受給資格者証って、お手元にありますか?」
……?
原本見たことないですけど?
私は毎月、手続き後に受給資格者証の写しをもらっていただけ。
「原本は持っていません」
と答えると、
「確認します」
とのこと。
その後、特にこちらで追加の手続きをすることはなく、無事に振り込まれました。
普段は指定来所日から2〜3日ほどで振り込まれることが多かったのですが、このときは10日ほどかかりました。
確認が必要な状況でもきちんと対応してもらえたので問題はなかったのですが、
いつもと違うと、ちょっと不安になる。
そんな出来事でした。
まとめ|指定来所日は、慣れればそれほど大変ではなかった
職業訓練が始まる前は、
毎月ハローワークへ行く。
書類を提出する。
就職活動について話す。
というだけで、なんとなく大変そうに感じていました。
でも、手続き自体は毎月ほぼ同じ。
必要な書類を持って行く。
求人検索をする。
訓練の進捗や就職活動について話す。
給付の手続きをする。
何度か行けば、流れも分かるようになりました。
そして、心配していたような「就職活動について厳しく言われる場所」でもありませんでした。
分からないことがあれば確認できるし、就職についても相談できる。
私の場合は、思っていたよりずっと話しやすい場所でした。
ただ、毎月の手続きで私がもうひとつ苦労したのが、小さい息子を連れてハローワークへ通うこと。
訓練開始時、息子は生後11か月。
半分以上は息子と一緒に来所していましたが、成長するにつれてベビーカーでの移動や待ち時間もだんだん大変になっていきました。
特に大変だったのは、息子が1歳1か月だった4月の指定来所日。
混雑した待合スペースで息子が泣き始め、どうしようかと困っていたところ、職員さんに助けてもらったこともあります。
子連れでの移動や待ち時間、実際に助けてもらったときのことは、別の記事に詳しくまとめています。
→【子連れでハローワーク】職業訓練の指定来所日に1歳の息子と通った体験談
そして、約6か月の職業訓練が終わったあとも、ハローワークでの手続きは続きました。
訓練修了後の指定来所日と失業認定日の違いや、終了後手当の手続きについてはこちらの記事にまとめています。


