息子と初めて二人で過ごした夜。
ほとんど眠れないまま、朝を迎えました。
→【産後入院レポ②】「今日は休んでいい」はずだった。息子と初めて過ごした夜
朝8時。
朝食を食べ終わって、食器を下げたとき。
「今日、個室に移れますよ」
と声をかけてもらいました。
やったーーー!!
もともと、入院するときから個室を希望していました。
ただ、入院した日は満室。
空きがなく、大部屋で過ごしていました。
そして、この大部屋。
地味に、いや、かなりつらかったことがあります。
6区画ある中で、私のところだけ窓がない
大部屋は、2部屋に分かれて全部で6区画ありました。
そしてなぜか、
私の区画だけ窓がない。
他のところにはある。
私のところだけ、ない。
カーテンに囲まれて、外の様子もほとんど分かりません。
これが、思っていた以上にしんどかった。
出産して、身体は痛い。
思うように動けない。
夜は寝られない。
そこに、
日の光が入らない。
窓がないだけで、こんなに気持ちまで暗くなるんだなと思いました。
個室に入って最初に思った。「おてんとうさまーーー!!」
11時ごろ。
荷物をまとめて、ついに個室へ移動。
部屋に入った瞬間、
広い!!
きれい!!
音出せる!
エアコンの温度、自分で変えられる!
息子が泣いても、隣の人を気にしなくていい!
最高!!
そして、
窓がある!!
おてんとうさまーーー!!
日の光、大事。
本当に大事。
「息子が泣いても大丈夫」が一番うれしかった
前日の夜は、息子が泣くたびに隣の人が気になっていました。
でも、個室ならそれがない。
息子が泣けば、
「どうしてほしいのかな?」
とは思います。
でも、
「隣の人に迷惑かけてる」
がなくなっただけで、かなり楽になりました。
周りを気にしなくていいって、こんなに違うんだ。
個室に移れて、本当によかったです。
夫が来た。よし、寝よう
12時ごろ、夫が到着。
夫も個室に入って、
広い!!
と感動していました。
私たちは育児記録アプリの「ぴよログ」を使っていたので、夫は私が夜どれだけ寝ていないかを知っていました。
だから夫が来ると、おむつやミルクをかなり積極的にやってくれました。
夫が来た。
よし、寝よう。
14時。
爆睡。
途中でオカンが部屋に来たそうですが、私は爆睡。
朝には、
「ご主人いると休まないでしょ」
と言われていましたが、うちの場合は逆。
夫がいるから休める。
夕方には、
「これなら夜も頑張れそう」
と思えるくらい回復していました。
睡眠、大事。
おてんとうさまも大事。
この日は息子のスクリーニング検査もあり、結果は異常なし。
よかった。
帝王切開後、念願のシャワー
翌日、産後4日目。
朝7時半ごろ。
帝王切開の傷に貼ってあったテープを剥がしてもらいました。
すると、
ごっついホチキスがあらわに。
帝王切開の傷って、本当にホチキスみたいなので留まってるんだ……。
このころには、腹筋に力を入れなければ、傷もそこまで痛くなくなっていました。
動き始めはまだ痛いものの、前日までとはだいぶ違います。
そして9時30分。
待ちに待った時間がやってきました。
シャワー!!
やっと入れる!!
久しぶりに身体を洗って、
さっぱり。最高ーーー!!
ただし、シャワーに入れる時間は決まっています。
なので、
「久しぶりのお風呂だ〜♡」
とのんびり長風呂。
……というわけにはいかず。
限られた時間で、ささっと。
それでも、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
そのまま洗濯機を回して、乾燥機へ。
ようやく少しずつ、人間らしい生活が戻ってきました。
「ご飯、どこで食べればいいんだろう」
この日の昼から、食事の場所が変わりました。
それまでは部屋で一人で食べていたのですが、他のお母さんたちと共有スペースで食べることに。
ただ。
これも、私はよく分かっていませんでした。
入院前には「共有スペースでご飯を食べて、他のママさんと交流ができる」と説明されていました。
私も他のお母さんたちとお話ししてみたい気持ちはある。
でも、
自分から行っていいの?
お盆持って突入していいのかな?
分からない。
なので、
また待つ。
私、この病院でずっと待ってる。笑
結局、共有スペースで食べる人は病院側が決めて、その人の分は共有スペースに配膳されるシステムでした。
なので、病院側から声がかかるまでは部屋でぼっち飯です。
説明があれば何でもないことなんですが、知らないと、
「私、どうすればいいんだ?」
となる。
入院中、
「これって自分から動くやつ?」
が、本当によく分かりませんでした。
夫、初めての沐浴
15時。
今度は、沐浴指導です。
教えてくれたのは、出産のときから何度もお世話になっていた助産師さん。
頼れる姉御肌で、私の中では勝手に、
「アネゴ」
と呼んでいます。
まずはアネゴがお手本。
動画も撮らせてもらいました。
そして、実際に沐浴のお世話をするのは夫。
私は見守る係です。
初めてなのに、夫はなかなか上手。
助産師さんからも、
「旦那さん、上手ですね」
と褒められていました。
一方、そのころの息子。
号泣。
父、褒められる。
息子、泣く。
初めての沐浴は、そんな感じで終了しました。
入院生活、意外とやることが多い
産後5日目。
朝から尿検査、血液検査、体重測定。
調乳教室もありました。
そのほかにも、毎日の検温や診察、授乳指導など。
出産前はなんとなく、
「産後は病院のベッドで身体を休める」
というイメージがありました。
もちろん、休む時間もあります。
でも実際には、
赤ちゃんのお世話をして、
授乳して、
ミルクをあげて、
検査を受けて、
指導を受けて、
シャワーを浴びて、
洗濯して。
けっこう忙しい。
ちなみに調乳教室の感想は、
眠い……。
でした。
授乳についても、このころ何度も助産師さんに教えてもらっています。
少しずつ母乳も出るようになり、
「もしかして、母乳だけでいける?」
と思い始めていました。
この話は、次の記事で。
怖かった「抜鉤」
産後6日目。
帝王切開の傷を留めていたホチキスを外す日がやってきました。
「抜鉤(ばっこう)」という処置です。
怖い。
だって、傷に刺さってるホチキスを抜くんでしょ?
絶対痛そう。
ビビりながら処置へ。
実際は、
ちくっ。
ちくっ。
という感じ。
思っていたほど痛くありませんでした。
よかった。
そのまま内診もあり、この日は小児科の先生の診察や退院指導もありました。
いよいよ退院が近づいてきた感じ。
退院指導は「30分くらい」と聞いていたのですが、実際には1時間くらい。
何を説明されたかは……
正直、ほとんど覚えていません。
このころの頭の中は、息子のお世話と睡眠でいっぱいでした。
大部屋と個室、両方で過ごしてみて
大部屋と個室。
両方で過ごしてみて、私は、
完全に個室派。
でした。
もちろん、大部屋でも気にならない人はいると思います。
でも私は、周りにかなり気を遣うタイプ。
個室に移ってから、身体だけじゃなく、気持ちもかなり楽になりました。
そして何より、窓。
おてんとうさま、大事。
個室に移って、シャワーも浴びられるようになって。
少しずつ、入院生活にも余裕が出てきました。
……と思っていたころ。
今度は、授乳とミルクで悩み始めます。
「母乳、ちゃんと出てるかも」
そう思っていたのですが。
どうやら、そんなに単純ではありませんでした。


