【帝王切開後の入院生活まとめ】いつ歩ける?トイレ・シャワー・退院までの8日間

帝王切開後の入院生活8日間を振り返るイラスト。術後から退院までの様子 出産・入院レポ
この記事は約8分で読めます。

帝王切開のあとって、

いつから立てる?

いつから歩ける?

トイレは?

シャワーは?

赤ちゃんのお世話はいつから?

出産前の私は、帝王切開になるなんて思っていなかったので、術後の生活についてほとんど何も知りませんでした。

そして実際に帝王切開をしてみて、一番驚いたのが、

こんなに動けないの!?

ということ。

手術当日は、起き上がることすらできませんでした。

それでも翌日には歩き始め、産後4日目にはシャワー。

退院するころには、普通に歩けるようになっていました。

この記事では、帝王切開で出産した私が、手術当日(産後1日目)から産後8日目の退院まで、どんなふうに身体が回復し、入院生活が変わっていったのかを時系列でまとめます。

※あくまで私が出産した産院での一例です。術後の経過や産院の方針によって、立つ・歩く・シャワー・母子同室などのタイミングは異なると思います。


産後1日目|手術当日 帝王切開から約5時間後、立つ

16時30分ごろ、帝王切開で息子を出産。

17時30分ごろ病室へ戻りました。

当然ですが、

身体が動かない。

寝返りも打てない。

起き上がるなんて、とても無理。

夫と息子が帰ったあとも、基本的にはベッドの上で過ごしました。

そして21時30分ごろ。

助産師さんから、

立つ練習をしてみようと言われました。

え。

立つんですか。

5時間前にHARAKIRIしてるのに!?

帝王切開当日に立つなんて思っていませんでした。

助けてもらいながらなんとか立ち上がって、その場で足踏み。

ところが右足を動かしたとき、足の付け根に「ビリッ」と鋭い痛み。

その日は、歩くところまではいけませんでした。

この日の詳しい様子はこちらに書いています。

→【産後入院レポ①】帝王切開後、身体が動かない。翌日歩けるようになるまで

帝王切開当日、夫が帰る前にやってほしいこと

今なら絶対にやることがあります。

必要なものを、全部手の届く範囲に配置してもらう。

これ、本当に大事。

手術後は、

「ちょっと手を伸ばせば取れる」

ができません。

私が手元に置いておきたいと思ったのは、

  • 水分
  • スマホ
  • 充電器
  • リップクリーム

このくらい。

特に私は乾燥する時期の出産だったので、リップクリームも欲しかったです。

翌朝、大部屋で私の手元にあった飲み物はペットボトル1本。

充電器は持ってきていました。

でも、取れない。

持ってきてはいる。でも取れない。つまり、ない。

夫が帰る前に、

ベッドから一歩も動かず必要なものに手が届くか

確認しておけばよかったです。


産後2日目|歩く・導尿が抜ける・初めてのトイレ

朝になっても麻酔が残っていて、まだ足を思うように動かせませんでした。

左足から少しずつ動くようになり、お昼前には右足の感覚も戻ってきました。

13時ごろ、再び立つ練習。

13時30分には、一人で立てるところを助産師さんに確認してもらい、導尿が抜けました。

昨日の夜は立つことすら怖かったのに。

私の場合、麻酔が抜けてからは、

「あとは痛みに耐えながら動くしかないのか……」

という感じでした。

思っていたよりは動けました。

……とはいえ、

動けるのと、痛くないのは別の話。

痛いものは痛い。

帝王切開後、初めてのトイレ

導尿が抜けたので、ここからは自分でトイレに行きます。

これが大変でした。

まず、

起き上がるのが痛い。

ベッドからゆっくり身体を起こす。

立つ。

トイレまで歩く。

トイレが遠い。

やっと着いたと思ったら、

今度は排尿が痛い。

私は膀胱炎になったことがありますが、

それより痛かった。

しかも残尿感もありました。

さらに、自分でトイレへ行くようになってからは、産褥パッドも自分で交換します。

それまでは助産師さんに交換してもらっていました。

これも地味に大変。

産褥パッド、

でかい。

ずれないように気をつけながらパンツを履こうとすると、ずれる。

ずれないように姿勢を工夫すると、

今度はお腹が痛い。

トイレひとつで一仕事でした。

産後2日目から、赤ちゃんのお世話も始まった

14時ごろ、夫と息子が病室へ。

そのあと、オムツ交換、授乳、ミルクのやり方を教えてもらいました。

身体の感覚としては、

まだ早い。

だって、

自分がどうやったら痛みを抑えて起き上がれるのかさえ、まだ手探りです。

でも、赤ちゃんは待ってくれない。

泣く。

急いで立ち上がらなきゃ。

いたい……。

また泣く。

立たなきゃ。

いたい……。

この繰り返し。

そしてこの日の夜、息子と初めて二人で過ごすことになりました。

→【産後入院レポ②】「今日は休んでいい」はずだった。息子と初めて過ごした夜


産後3日目|念願の個室へ。少しずつ休めるように

産後3日目の朝から、食事も一気に豪華になりました。

前日の深夜。

息子のミルク用のお湯をもらいに共有スペースへ行ったら、夜用のおやつが置いてありました。

お腹は空いてる。

おやつ、おいしそう。

でも私はまだ術後食。

これ、私食べちゃダメなやつだよね……?

うらやましかったです。笑

そして11時ごろ。

待ちに待った個室へ移動しました。

入った瞬間、

広い!!

きれい!!

音出せる!!

エアコンの温度変えられる!!

泣き声を気にしなくていい!!

そして、

窓がある!!

おてんとうさまーーー!!

夫が来てからは息子のお世話をしてもらい、私は14時ごろ爆睡。

かなり眠ることができました。

大部屋では、息子が泣くたびに隣の人が気になっていました。

個室に移って一番うれしかったのは、

息子が泣いても、周りを気にしなくていいこと。

私は完全に個室派でした。

大部屋と個室の違いや、実際の入院生活についてはこちらに詳しく書いています。

→【産後入院レポ③】大部屋から個室へ。帝王切開後の入院生活、実際どうだった?


産後4日目|ついにシャワー

朝、帝王切開の傷に貼ってあったテープを剥がしてもらいました。

ホチキスが、

あらわに。

そして9時30分。

待ちに待ったシャワーです。

それまでも身体は拭けました。

でも、

頭が洗えないのがつらい。

夫にシャンプーシートを買ってきてもらい、それでかなりマシになりました。

そして久しぶりのシャワー。

さっぱりした。最高ー!

傷は、腹筋を使うような動きをするとまだ痛い。

でも産後4日目になると、

少しずつ、

「こう動けばまだマシ」

という身体の使い方も分かってきました。


産後5日目|入院生活にも慣れてきた

このころになると、入院生活にもかなり慣れてきました。

シャワーも自分で浴びられる。

赤ちゃんのお世話も少しずつ分かってくる。

身体も、入院したころに比べればかなり動くようになっていました。

この日の夜には、初めて息子がどれくらい母乳を飲めているのか測りました。

左右5分ずつ授乳して、

20mL。

「結構出てるじゃん!」

と思いました。

身体の回復だけでなく、このころから授乳について考えることも増えていきました。

→【産後入院レポ④】母乳はどれだけ出てる?入院中の授乳とミルクの記録


産後6日目|怖かった抜鉤

この日は、帝王切開の傷を留めていたホチキスの針を外しました。

いわゆる、

抜鉤(ばっこう)。

怖かった。

絶対痛いやつじゃん。

と思っていました。

実際は、

ちくっ。

ちくっ。

と、小さな痛みが繰り返される感じ。

想像していたほどではありませんでした。

この日は内診、退院指導などもあり、

いよいよ退院が見えてきました。


産後7日目|身体は動く。でも、疲れは溜まっていた

身体は、かなり動くようになっていました。

起き上がる。

歩く。

シャワーを浴びる。

赤ちゃんのお世話をする。

入院したころと比べれば、できることはかなり増えました。

一方で、

睡眠不足。

赤ちゃんのお世話で、細切れ睡眠が続いていました。

この日の朝、少しまとまって眠ることができて、

起きたときには気持ちも少し回復していました。

身体が動くようになることと、疲れが取れていることは別なんだな。

このころの私は、自分が無理をしていることにあまり気づいていませんでした。

その話は、産後入院レポの最後に書いています。

→【産後入院レポ⑤】無理してるつもりはなかった。産後の私が疲れに気づくまで


産後8日目|退院

いよいよ退院。

このころには、

普通に歩くことはできました。

起き上がるときはまだ痛い。

でも、

「こう動けば比較的痛くない」

という身体の使い方が、かなり分かってきていました。

ただ、

退院=元通りではありません。

家に帰ってから階段を上ったら、

痛い。

入院中にはなかった動きだったので、ゆっくり上りました。

そして、ふいに爆笑すると、

痛い。

帝王切開後しばらくは、

笑うにも腹筋を使うことを思い知らされました。

ちなみに退院日の深夜も、息子はなかなか寝ず。

3時には、

「寝るのあきらめたら楽になった」

状態。

夫からも、ぴよログを見て心配するLINEが来ていました。

最後まで、寝不足でした。


帝王切開直後は「持ち物」より「置き場所」が大事だった

入院バッグの中身については、産院によって必要なものがかなり違うと思います。

なので、ここでは実際に入院して、

「これがあってよかった」「持ってきてもらってよかった」

と思ったものだけ。

  • 水分
  • スマホ
  • 充電器
  • リップクリーム
  • 大人用の爪切り
  • 赤ちゃん用の爪切り
  • シャンプーシート

でも、

持ち物以上に大事だったと思うのが、

置き場所です。

帝王切開直後は、

「そこにあるのに取れない」

が普通に起こります。

夫や家族が帰る前に、

ベッドに寝た状態で必要なものに全部手が届くか

確認しておけばよかったと思います。


帝王切開後、身体は少しずつ動くようになった

手術当日は、

本当に起き上がることすらできませんでした。

寝返りも打てない。

数日は、起き上がるたびに痛い。

ゆっくり身体を動かしても痛い。

それでも、

手術当日の夜には立つ練習をして、

翌日には歩いて、

導尿が抜けて、

産後4日目にはシャワー。

退院するころには、普通に歩けるようになっていました。

人間、意外と動ける。

私の場合は、

立つ練習:産後1日目(手術当日)
歩行・トイレ:産後2日目
赤ちゃんのお世話:産後2日目
シャワー:産後4日目
抜鉤:産後6日目
退院:産後8日目

という流れでした。

手術当日は、

「この身体で歩くの?」

と思っていました。

それでも、身体は少しずつ動くようになりました。

もちろん、これは私の場合です。

回復のペースや産院の方針は、人によって違うと思います。

そして帝王切開直後について、

今の私からひとつだけ。

夫が帰る前に、ベッド周りを最適な配置にしてもらおう。

水も。

スマホも。

充電器も。

持ってきていても、取れなければないのと同じです。笑

入院生活を振り返って思うこと

身体は少しずつ回復していきました。

でも当時の私は、自分が疲れていることにはなかなか気づけませんでした。

入院中、何度も言われた、

「無理せずにね」

という言葉。

当時はよく分からなかったその言葉について、今振り返って思うことはこちらにまとめています。

→【産後入院レポまとめ】もっと甘えてよかった。「無理せずにね」の意味を振り返る

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