【職業訓練中のお金】失業手当はどうなる?6か月受講した私の支給額と受講手当・終了後手当

職業訓練中の失業手当はどうなる?6か月受講した場合の支給額・受講手当・終了後手当を紹介 職業訓練
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職業訓練を検討していたとき、気になっていたことのひとつがお金のことでした。

職業訓練は無料で受けられるらしい。

失業手当を受給している人は、訓練中も手当をもらえるらしい。

さらに、訓練が終わるまで延長されることもあるらしい。

……でも、

結局、いつまで、いくらもらえるの?

制度について調べても、当時の私にはいまいち分かりませんでした。

私はもともと雇用保険の基本手当を受給していて、その途中から約6か月間のeラーニング職業訓練を受講しました。

基本手当の日額は、約6,500円。

職業訓練を受けなければ3月末頃には支給が終わる予定でしたが、訓練を受講したことで、訓練期間中も基本手当を受給することができました。

今回は、実際にどのくらい支給されたのか、受講手当や毎月の振込、修了後の終了後手当など、私の場合の職業訓練中のお金事情をまとめます。

※この記事は、私が2026年2月〜8月に受講した職業訓練での体験をもとに書いています。給付の種類や支給条件、金額などは受給状況や訓練によって異なります。実際に受講する際は、必ずハローワークで確認してください。

この記事でわかること

  • 職業訓練中も失業手当(基本手当)は受給できたのか
  • 基本手当日額約6,500円だった私の実際の支給額
  • 受講手当はいくら・何日分支給されたのか
  • 「月10万円の職業訓練受講給付金」との違い
  • 指定来所日から振込までにかかった日数
  • 訓練修了後に受けた「終了後手当」とは何だったのか
  • 6か月の訓練で実際に自己負担した費用

本来、失業手当は3月末頃までの予定でした

私が職業訓練についてハローワークへ相談したのは、前年の12月末。

その時点ですでに、雇用保険の基本手当を受給していました。

このまま職業訓練を受けなければ、3月末頃には基本手当の支給が終了する予定と説明されていました。

一方、私の場合は職業訓練を受講することで、本来の給付日数が終わったあとも、訓練修了まで基本手当を受給できると説明されました。

この制度については以前からなんとなく知っていました。

でも、

「私の場合も対象になるの?」

というところまでは分かっていませんでした。

12月末にハローワークで相談した際、私の基本手当の残日数などを確認してもらったうえで、

「nacoさんの場合、3月末までに開講する訓練であれば、訓練期間中も基本手当が支給されます」

と説明してもらい、かなり安心したのを覚えています。

これは、あくまで私の受給状況をもとに案内された時期です。

「3月末までに職業訓練を始めれば、誰でも基本手当が延長される」という意味ではありません。

私が受講した訓練は、2月20日から8月19日まで。

本来なら3月末頃までだった基本手当を、約6か月の訓練期間中も受給しながら学ぶことができました。

私の基本手当は、1日約6,500円

私の場合、雇用保険の基本手当は1日約6,500円でした。

実際に職業訓練中に振り込まれた金額は、月によって多少違いますが、1か月分の支給がある月はだいたい19〜21万円前後。

もちろん、これは私の場合です。

基本手当の日額は人によって違いますし、支給対象となる日数によっても毎月の振込額は変わります。

そのため、

「職業訓練を受けたら毎月20万円もらえる」

という意味ではありません。

あくまで、

基本手当日額が約6,500円だった私の場合は、このくらいだった

という一例として見てください。

基本手当とは別に「受講手当」もありました

職業訓練を受けている間は、基本手当とは別に受講手当も支給されました。

私が受講したときは、

受講した日1日につき500円。

最大40日分が対象でした。

つまり、最大で、

500円×40日=20,000円。

ただし、eラーニングの場合、パソコンを開けばその日が自動的に「受講した日」になるわけではありませんでした。

私が受講した訓練での扱いでは、その日の動画視聴が30分未満だった日は、受講手当の対象日にはなりませんでした。

たとえば、

「今日は時間がないから、10分だけ動画を見よう」

という日は、その日の500円はつきません。

ただ、私の場合、これは基本手当の約6,500円まで支給されなくなるという意味ではありませんでした。

動画を視聴していない日でも基本手当は支給され、500円の受講手当だけが対象外になる、という形でした。

私も受講手当の対象にならなかった日はありましたが、最終的には40日分に達したため、合計2万円の受講手当を受給しました。

※eラーニングでの「受講日」の扱いなどは、訓練によって異なる場合があります。

eラーニングだったので、通所手当はありませんでした

職業訓練では、条件によって通所にかかる費用が支給される場合もあります。

ただ、私が受講したのは自宅で受けるeラーニング。

そのため、私の場合は通所手当の支給はありませんでした。

そもそも毎日訓練校へ通う必要がなかったので、訓練を受けるための交通費も基本的にはかかっていません。

「月10万円もらえる制度」とは別でした

職業訓練について調べていると、

「職業訓練を受けると月10万円もらえる」

という情報を見かけることがあります。

申込時の書類にも「職業訓練受講給付金」を希望するかどうかを書く欄がありました。

正直、申込時の私は、

何が何だかよく分かっていませんでした。

職業訓練中にもらえるお金は全部同じ制度なのかと思っていたくらいです。

でも、私が受給していたのは、雇用保険の基本手当+受講手当。

いわゆる月10万円の「職業訓練受講給付金」とは別の制度でした。

当時の私はこの違いもよく分かっていなかったので、

「職業訓練でもらえるお金には、いくつか種類がある」

と知っておくだけでも、申込書を見たときの「???」は少し減った気がします。

※どの給付の対象になるかは、雇用保険の受給状況などによって異なります。自分がどの制度に該当するかは、ハローワークで確認してください。

訓練中も求職活動は必要でした

職業訓練を受けているからといって、求職活動をしなくていいわけではありませんでした。

私の場合は、「就職に向けた活動計画」に沿って求職活動を進めます。

私の活動計画に入っていたのは、

「応募求人の選定(求人情報の検索)」

でした。

そのため、毎月の指定来所日にハローワークで求人検索をして、求職活動をした記録としてハンコをもらっていました。

「職業訓練+毎月何社も応募しなければならない」という形ではなく、私の場合は自分の活動計画に沿って進めるという形でした。

指定来所日に何をしたのか、必要な持ち物や求職活動については、こちらの記事で詳しくまとめています。

→【職業訓練の指定来所日】何をする?持ち物・求職活動・子連れで行った体験談を紹介

最初は、支給のタイミングがよく分からなかった

職業訓練が始まってから少し戸惑ったのが、失業手当がいつ振り込まれるのかでした。

私の訓練開始日は、2月20日。

指定来所日は基本的に月末でした。

私は最初、

「3月の指定来所日に行けば、3月分が振り込まれるのかな」

と思っていました。

でも、違いました。

最初の指定来所日で支給されたのは、

2月20日〜2月28日の分。

3月の指定来所日に行って、2月分。

「先月分なんだ!」

ここで初めて支給のサイクルを理解しました。

このとき実際に振り込まれたのは、62,482円でした。

その後も基本的には、指定来所日に前月分の受講状況などを確認してもらい、その分が後日振り込まれる流れでした。

指定来所日から振込までは、私の場合2〜3日ほど

毎月の指定来所日で手続きをすると、私の場合は2〜3日ほどで振り込まれることが多かったです。

かなり早かったです。

ゴールデンウィークを挟んだときや、確認に少し時間がかかった月は、それより遅くなることもありました。

それでも、普段は指定来所日から数日で入金されていました。

「毎月○日に必ず○万円入る」というものではなく、私の場合は対象期間や指定来所日によって、振込日や金額が変わっていました。

条件を満たし、「終了後手当」の対象になりました

そしてもうひとつ。

私の場合は、訓練修了後の**「終了後手当」**についても説明を受けました。

これは、職業訓練を受ければ誰でも自動的にもらえるものではありません。

私が最初に説明を受けたのは、訓練開始前の2月19日にハローワークへ行ったとき。

訓練修了前、最後の指定来所日でも、対象になるための条件を改めて確認してもらいました。

私が説明を受けた条件のひとつが、

訓練終了日前日までの4週間の期間に、受講した訓練に関連する職種へ2件以上応募すること。

でした。

ただし、「2件応募すれば必ず終了後手当がもらえる」という意味ではありません。

これは私が説明を受けた条件のひとつで、その他の状況も含めてハローワークで確認してもらいました。

その結果、私の場合は30日分が終了後手当の対象となり、9月18日まで基本手当が延長されることになりました。

途中で就職が決まった場合は、その前日までの支給になるとの説明も受けました。

訓練修了後には、終了後手当の手続きのためにハローワークへ行きました。

指定来所日と失業認定日は何が違うのか、終了後手当の申請で実際に何をしたのかについては、こちらの記事にまとめています。

→【職業訓練修了後】指定来所日と認定日は何が違う?実際にした手続きと終了後手当

※終了後手当の支給には要件があります。誰でも自動的に延長されるものではないため、自分が対象になるかはハローワークで確認してください。

受講料は無料。私が負担したのはAdobe代

私が受講した職業訓練は、受講料無料でした。

受講のために自分で負担した大きな費用は、IllustratorやPhotoshopを使うためのAdobeの利用料金くらいです。

パソコンはもともと家にありました。

Wi-Fi環境もすでに整っていたため、新しく契約したものはありません。

そのため我が家の場合は、

受講料:0円

パソコン:追加購入なし

Wi-Fi:追加費用なし

Adobe:自己負担

という感じでした。

必要なパソコンやソフト、教材などはコースによって異なるので、応募前に確認しておいた方がいいと思います。

希望する仕事の勉強をしながら、生活も支えてもらえた

私の場合、本来なら3月末頃には基本手当の支給が終わる予定でした。

それが、

本来の基本手当は3月末頃までの予定

↓

2月20日〜8月19日の職業訓練中も基本手当を受給

↓

終了後手当の対象となり、訓練終了後も9月18日まで延長

という形になりました。

職業訓練によって延長された失業手当の支給期間を示す時系列図。訓練開始から終了後手当まで

職業訓練を受けようと思った一番の目的は、もちろん失業手当を延長することではありません。

私はそれまで住宅関係の仕事をしてきて、

「次に何をすればいいんだろう」

という状態でした。

土日休みの仕事がしたい。

Webやデザイン関係の仕事にも興味がある。

でも、IllustratorもPhotoshopも使えない。

興味はあるのに、応募するためのスキルがない。

そんな状態だった私にとって、

希望する職種の勉強ができて、その間の生活も失業手当で支えてもらえる。

職業訓練は、本当にありがたい制度でした。

もちろん、受講していれば何もしなくてもお金がもらえるわけではありません。

週20時間以上の学習時間を確保して、動画を見て、課題を提出して、対面指導を受ける。

求職活動も続けます。

それでも、これからどう働いていけばいいのか筋道が立っていなかった私にとって、新しいことを学びながら次の仕事について考える時間を持てたことは、とても大きかったです。

職業訓練中のお金について調べている方に、私の実例が一つの参考になれば嬉しいです。

お金のことだけでなく、子育てとの両立や学習内容、修了時の就職活動など、6か月間受講した全体の感想はこちらにまとめています。

→【eラーニング職業訓練】6か月受講した感想|子育てとの両立・修了時の就活状況も公開

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