【eラーニング職業訓練】6か月受講した感想|子育てとの両立・修了時の就活状況も公開

eラーニング職業訓練を6か月受講した感想。子育てとの両立と修了時の就活状況 職業訓練
この記事は約12分で読めます。

2月20日から始まった、約6か月間のeラーニング職業訓練。

8月19日、無事に修了しました!

始まる前は、

「子育てしながら、本当にできるのかな」

「eラーニングってどんな感じなんだろう」

「ちゃんと最後まで続けられるかな」

と、不安もありました。

実際に始まってみると、動画を見るだけではなく、課題にテスト、週1回の対面指導、月1回の考査、キャリアコンサルティング、ハローワークへの指定来所など、やることは結構あります。

そして、子育てをしながらの勉強。

思っていたより大変だったこともありました。

それでも、なんとか6か月間走り切りました。

今回は、6か月間の受講を終えた今、

「実際に半年間受講して、職業訓練ってどうだった?」

について振り返ってみようと思います。

※この記事は、私が2026年2月20日〜8月19日に受講したeラーニング形式の職業訓練での体験をもとに書いています。受講ルールや修了条件などは、訓練によって異なります。

この記事でわかること

  • 6か月間のeラーニング職業訓練を終えた率直な感想
  • 修了式の様子や、受講・修了に必要だった条件
  • 修了間際の就職活動とポートフォリオ制作の実情
  • 子育てと学習を両立して感じた大変さ
  • もう一度受講するなら、何を変えたいか

6か月間の職業訓練が修了!最終日はオンライン修了式

最終日の8月19日は、オンラインで修了式がありました。

時間は1時間ほど。

内容は、修了後に必要になる書類や手続きについての説明が中心でした。

開講式や毎週の対面指導と同じように、修了式も顔出しで参加します。

私が受講した訓練では、実施日が決められている科目は、原則としてカメラとマイクをオンにして受講することになっていました。

最初は8人いた受講生も、修了時には6人。

一人は始まってすぐに「思っていたのと違うので退校したい」とSlackで手続きをしていたのを覚えています。

もう一人が途中でいなくなった理由は、私は知りません。

半年という期間なので、全員が最後まで受講するわけではないんだなと思いました。

修了証は、後からSlackでデータでもらいました。

2月20日に始まった職業訓練は、これで終了です。

eラーニングでも自由ではない?実際の受講ルールと修了条件

受講前は、

eラーニング=自分の好きな時間に動画を見て勉強する

くらいのイメージを持っていました。

通学型の職業訓練と比べれば、時間の自由度はかなり高かったと思います。

ただ、実際に受講してみると、思っていた以上に細かいルールがありました。

私が受講した訓練では、LMS(動画教材を見たり、学習の進捗を管理したりするシステム)上で、動画を再生した時間が受講時間として記録されていました。

実技課題を制作する時間も受講時間に含まれますが、ただIllustratorやPhotoshopを開いて作業しているだけではカウントされません。

課題制作のときは、課題制作用の動画をLMS上で再生しながら作業し、その再生時間が受講時間として記録される仕組みでした。

そのため、「動画を全部見れば終わり」ではなく、決められた受講時間を確保する必要があるというのは、実際に受講して初めて実感したことでした。

修了するための条件と、受講状況の管理について

私が受講した訓練では、総訓練時間の8割以上を受講することが、修了要件の一つでした。

この「総訓練時間」には、動画学習だけではなく、開講式やオリエンテーション、キャリアコンサルティング、修了式なども含まれます。

受講時間が総訓練時間の8割を満たせない場合は、訓練を最後まで続けられたとしても、修了証は発行されません。

ほかにも、各ユニットには習得度確認テストがありました。

私が受講した訓練のルールでは、

  • 3ユニット連続でテストに不合格となった場合
  • 未受験のテストが4ユニット分に達した場合

は退校となり、追試などの救済措置はありませんでした。

さらに、月1回の考査や課題、週1回の対面指導などもあります。

こうして並べると、

「結構ちゃんとしてるな……」

という感じですよね笑。

ただ、受講状況については訓練校側でも確認してくれていました。

決められた期間内の動画視聴時間が足りていなかったり、締め切りのあるテストが近づいていたりすると、Slackで個別に連絡が届きます。

「気づかないうちに受講時間が足りなくなっていた!」

ということがないよう、声をかけてもらえるのはありがたかったです。

もちろん、受講時間や締め切りの管理は自分でする必要がありますが、完全に一人で進捗管理を任されるわけではありませんでした。

受講を続けているうちに、

「今週はここまで進めよう」

「この課題はこのくらいまでに終わらせよう」

と、自分なりのペースもつかめるようになりました。

後半は、訓練の動画視聴や課題をこなすだけなら、かなり余裕が出てきました。

むしろ大変だったのは、訓練の終盤、訓練以外のことでした。

修了前の1か月は、課題より就職活動が大変だった

職業訓練は、修了することがゴールではありません。

その先には就職があります。

これは最初から分かっていたことなのですが、修了が近づくにつれて一気に現実味が出てきました。

就活しなきゃ。

そして、

ポートフォリオ、できてない……。

訓練の課題だけなら、後半はだいぶ余裕がありました。

でも、そこに一気に加わったのが、

  • ポートフォリオ制作
  • 求人検索
  • 履歴書・職務経歴書の作成
  • 応募
  • 面接対策

です。

訓練の資料にも、就職活動は訓練終了後から始めるのではなく、訓練期間中から情報収集や応募書類の作成などを進めるよう記載されていました。

もっと早くやればよかった。

キャリア面談でも、ハローワークの窓口でも、

「ポートフォリオは早めにつくった方がいい」

と何度も言われていました。

本当にその通りでした。

最後の対面指導は、講師とマンツーマン

訓練期間中は、毎週日曜日の19時からオンラインの対面指導がありました。

私のグループは普段、

受講生2人+講師1人。

最後の対面指導の日は、もう一人の受講生がお休みだったので、講師とマンツーマンになりました。

この日は自由に講師の方に質疑ができる日でした。

担当してくれていた講師は、実際にコーダーとして仕事をしている方。

ちょうど私が一社、面接に進んだタイミングだったので、就活についていろいろとアドバイスをもらいました。

フリーランスとしての働き方についても聞きました。

デザインに入ってからの対面指導は、提出課題をその場で添削してもらう形式ではありませんでした。

その点は少し残念でしたが、それでも、実際にその業界で働いている人に、仕事や就活について直接聞けたのは貴重な体験でした。

半年間の最後が、これからの働き方について考える時間になりました。

職業訓練修了時の就活状況|応募3件・就職先は未定

職業訓練を修了した2026年8月19日時点で、就職先はまだ決まっていませんでした。

訓練修了までに応募した求人は3件。

その後も選考は続いていて、この記事を執筆している2026年9月現在も就職活動中です。

探しているのは、Webデザインを中心に、

  • Web関係
  • フライヤー制作
  • 看板制作
  • その他デザインに関わる仕事

など。

もともとの建築経験を活かせる求人も探しています。

在宅勤務ができたらうれしい。

そして、土日休みは譲れない条件です。

ただ、未経験から応募できるデザイン系の在宅求人は、なかなか見つかりません。

建築や住宅関係なら経験を活かせますが、今度は土日休みの求人が少ない。

条件を考えると、就活は思っていた以上に難しいです。

応募した3件のうち、2件は「経験者のみ」の求人でしたが、ダメもとで応募。

そのうち1件は修了後に面接まで進み、もう1件は返事待ち。

もう1件は、障害のある方の就職を支援する講師の仕事。

こちらは未経験OKで書類選考を通過しましたが、改めて求人内容を確認すると土日休みではなかったため、面接は辞退しました。

まだ、

「職業訓練を受けて、無事に就職できました!」

とは書けません。

でも、半年前と比べて変わったことはあります。

半年前より「応募できる仕事」が増えました

職業訓練を受ける前の私は、Webやデザイン系の求人に興味はあっても、

「Illustrator使用経験」

「Photoshop使用経験」

と書かれているだけで、応募できませんでした。

それが、職業訓練を受けて、実際にソフトを使って作品を作るところまで経験しました。

もちろん、まだまだ知らない機能はたくさんあります。

「仕事でバリバリ使えます!」

と言えるレベルでもありません。

それでも、以前なら応募要件を見て諦めていた求人に、今は応募できるようになりました。

実際に、経験者を対象とした求人でも面接まで進めました。

就職が決まったわけではないけれど、応募できる仕事の幅は確実に広がったと思います。

子育てとeラーニングの両立|自宅受講でも大変だったこと

半年間を振り返って、一番大変だったのは子育てとの両立でした。

このあたりは、別の記事で詳しく書いています。

→【自宅保育×職業訓練】eラーニングなら子どもを見ながら勉強できる?6か月やってみたリアル

半年終わった今でも、

「子どもを見ながら勉強できるとは思わない方がいい」

という感想は変わりません。

eラーニングなので、自宅で受講できます。

通学しなくていいのは、子育て中の私にとって本当に助かりました。

でも、

家で受講できることと、子どもを見ながら受講できることは別。

今なら、もっと早く一時預かりを使います。

訓練の最後の方になって一時預かりを利用し始めて、

「訓練中から使えばよかったな」

と思いました。

これから子育てしながら受講する方には、実際に利用するかどうかは別としても、早めに預け先を調べておくことをおすすめします。

eラーニングでも、意外と予定は縛られる

もう一つ、半年間やってみて分かったこと。

eラーニングでも、完全に自由というわけではありません。

私の場合、毎週日曜日の19時から対面指導がありました。

振替はできましたが、私は沖縄旅行のときに一度利用しただけ。

基本的には、毎週日曜日の19時には予定を入れないようにしていました。

対面指導と重ならなくても、旅行などで数日勉強できない日があると、その前後で学習時間を確保する必要があります。

家で好きな時間にできるのは本当です。

でも、

「いつでもできる」と「時間に余裕がある」は別でした。

半年間の職業訓練、100点満点なら90点

もし、

「この職業訓練、100点満点なら何点?」

と聞かれたら、

90点。

かなり満足しています。

マーケティングからWebデザインまで、今までほとんど知らなかった分野を広く学ぶことができました。

その中で、

「私、Illustratorを触るの好きかも」

と気づけたことも大きかったです。

残りの10点は、専門性。

いろいろなことを学べる分、一つひとつを深く学ぶ時間はそれほど長くありませんでした。

半年受講した今の感覚では、

職業訓練だけで仕事に必要なことを全部身につけるというより、新しい分野に入るための入り口。

そんな感じです。

実際に半年間で何を学び、未経験からどこまでできるようになったのかについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

→【職業訓練を6か月受講】未経験からどこまでできるようになる?学んだ内容と受講後のリアル

もう一度職業訓練を受けるなら、変えたいことが2つ

半年間の職業訓練には満足しています。

ただ、今からもう一度やり直せるなら、変えたいこともあります。

① デザイン重視のコースを選ぶ

マーケティングの勉強も楽しかったです。

デザインの仕事をするなら、マーケティングの視点も必要だと思うので、一通り学べたことはよかったと思っています。

ただ、今もう一度コース選びからできるなら、

私はデザイン重視のコースを選びます。

IllustratorやPhotoshopなど、一つひとつのソフトをじっくり学ぶ期間は思っていたより短く、

「もっと触りたい」

「もっと作品を作りたい」

と思いました。

一方で、受講前の私は、自分がIllustratorを好きになることすら知りませんでした。

いろいろな分野を広く学んだからこそ、自分がもっと勉強したいことが分かった。

そう考えると、今回のコースを選んだことを後悔しているわけではありません。

② ポートフォリオはもっと早く作り始める

もう一つ、今なら変えること。

ポートフォリオは、もっと早く作り始めます。

プロフィールや経歴、作品を入れる枠だけでも先に作って、課題が完成するたびに追加していけばよかった。

訓練中は、

「まだ作品が少ないし」

「もう少し課題ができてから」

「STUDIOを習ってから」

と思っていました。

でも、修了が近づくと、

訓練の課題をやって、

ポートフォリオを作って、

求人を探して、

応募書類を作って、

面接の準備をする。

一気に重なります。

だから、作品が少ないうちからでも、ポートフォリオの土台だけは作っておけばよかったです。

これは今から受講前に戻れるなら、自分に言いたいことの一つです。

子育て中でもeラーニング職業訓練を受けてよかった?

子育てをしながらの6か月間。

大変だったこともありましたが、私は受講してよかったと思っています。

もし職業訓練を受けていなかったとしても、たぶん私は何かしら仕事はしていたと思います。

パートかもしれないし、派遣かもしれない。

でも、新しい分野を半年かけて勉強することは、たぶんしていませんでした。

失業手当を受けながら勉強できたことで、焦って次の仕事を決めるのではなく、これから何をしたいのか考える時間もできました。

それまでとは全く違う分野を勉強して、

できなかったことが、少しできるようになった。

それは、職業訓練を受けてよかったと思う大きな理由の一つです。

子育て中でも、eラーニング職業訓練はおすすめ?

私は、おすすめします。

ただし、

「子どもを見ながら家で勉強できるから楽そう」

という理由だけで選ぶのは、おすすめしません。

実際には、ある程度まとまった学習時間が必要です。

対面指導など、決められた時間に参加しなければならないものもあります。

子どもを見ながらでは、思うように進まない日もありました。

それでも、自宅から受講できること自体は、子育て中の私にとってかなり大きなメリットでした。

保育園や一時預かり、家族の協力などを使って学習時間を確保できるなら、子育て中の人にも十分選択肢になると思います。

そして、半年間勉強した結果、訓練とは直接関係のない仕事に就くことになったとしても、学んだことが全部なくなるわけではありません。

私もすでに、Illustratorをブログのアイキャッチ制作に使っています。

半年前にはできなかったことです。

まとめ|半年間の職業訓練を終えて

就職先は、まだ決まっていません。

これからどんな仕事をするのかも、まだ分かりません。

でも、半年前には応募できなかった求人に、今は応募できるようになりました。

Illustratorでブログの画像も作れるようになりました。

ポートフォリオも、自分で作りました。

職業訓練を受けたからといって、人生が大きく変わったわけではありません。

でも、

選べる道は、ひとつ増えたと思います。

39歳で、今までとは違うことを半年間勉強して、できることが少し増えた。

私にとっては、それだけでも受講した意味は十分ありました。

これからは就活もしつつ、少しゆっくり息子や夫との時間も過ごしたい。

ブログも続けたい。

そして、この半年で増えた選択肢の中から、自分に合う働き方を探していこうと思います。

職業訓練自体は8月19日で修了しましたが、その後もハローワークでの手続きは続きました。

修了後の指定来所日や失業認定日、終了後手当についてはこちらの記事にまとめています。

→【職業訓練修了後】指定来所日と認定日は何が違う?実際にした手続きと終了後手当

関連記事|職業訓練の応募から修了後まで

今回の職業訓練について、応募から受講中の生活、失業手当まで、実際の体験を記事にしています。

タイトルとURLをコピーしました